【ベラトールMMA】『ベラトール 209』メインカード出場ファイター紹介:ライアン・クートゥア

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ライアン・クートゥアは、UFCでヘビー級、ライトヘビー級の二階級を制覇し、殿堂入りを果たしている“鉄人”ランディ・クートゥアを父に持つMMA界のサラブレッドだ。

父と同様に高校、大学時代はレスリングに打ち込むが、父ほどの戦績を残すことはできず、大学卒業後は銀行に就職。堅実な道を歩んでいたが、ほぼなくして父の経営するジム「エクストリーム・クートゥア」でトレーニングを始め、2009年にアマチュアMMAデビュー。ロンダ・ラウジーらを輩出したラスベガスの人気アマ大会「タフイナフ」などで5勝1敗1分の戦績を残し、2010年にプロ転向。このとき、すでに27歳11ヶ月という遅いデビューだった。

ライアンのファイトスタイルは、レスリングに柔術を加えたグラップリングを主体としたスタイル。テイクダウンを奪ったあと、しっかりとパスガードして、最後はリアネイキッドチョークを極めるのが必勝パターンだ。

ルーキー時代は、現「ベラトールMMA」CEOのスコット・コーカーが代表を務めていたストライクフォースでキャリアを積み、6勝1敗と好成績を残している。とくに、あのニック・ディアスを破りエリートXC世界ライト級王座を獲得したこともあるKJ.ヌーンに勝利したことは、ライアンにとって大きな1勝と言えるだろう。

しかし、2013年からUFCに参戦すると、ロス・ピアソン、アル・アイアキンタという強豪相手に連敗。1勝もできずにリリースの屈辱を味わうこととなる。それでもライアンはローカル団体で連勝し、2014年9月からベラトールMMAに参戦。

ベラトールでは3勝3敗と五分の星ながら、前回、今年6月の「ベラトール201」では、ベテランのサード・アワッドに1ラウンドでTKO負け。現在36歳のライアンにとって、後がない状況と言える。

今回、「ベラトール209」で対戦するハイム・ゴザリは、かつて一度勝利したことのある現在45歳の古豪。“鉄人二世”としては、確実に返り討ちにしておきたいところだ。

ライアン・クートゥア

生年月日:1982年8月27日(36歳)
国籍:アメリカ合衆国
身長:178cm
体重:76kg
リーチ:194cm
階級:ウェルター級
プロ戦績:11勝6敗

 

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堀江ガンツ Gantz Horie

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栃木県出身。プロレス・格闘技ライター。『紙のプロレスRADICAL』編集部を経て、2010年からフリーランスで活動。『KAMINOGE』を主戦場に『Number』『週刊プレイボーイ』『BUBKA』『昭和40年男』など、多くの媒体で執筆。『Number Web』ではコラムを連載中。主な著作に『闘魂と王道 昭和プロレスの16年戦争』(ワニブックス)がある。WOWOW『UFC-究極格闘技-』などテレビ解説も務める。