【ベラトールMMA】『ベラトール 209』メインカード出場ファイター紹介:パトリシオ・ピットブル

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接近戦を好むアグレッシブな打撃と、ブラジリアン柔術黒帯の極めの強さを武器に、長年ベラトール・フェザー級トップ戦線で闘い続けてきた現フェザー級王者パトリシオ・ピットブル(フレイレ)。

同じベラトールファイターのパトリッキー・フレイレを兄に持ち、10歳から柔術を始め、15歳で早くもMMAデビュー。31歳にして、すでにMMA31戦27勝4敗の記録を残している。

ルーキー時代は地元ブラジルで12戦全勝を記録。2010年4月からベラトールMMAに参戦し、『ベラトール ・シーズン2 フェザー級トーナメント』に出場。DREAMでも活躍し山本“KID”徳郁にも勝利しているジョー・ウォーレンに決勝戦で僅差の判定で敗れ、デビュー以来初敗北を喫するも準優勝の戦績を残し、上々な“メジャーデビュー”を飾った。

その後、2011年の『ベラトール ・シーズン4 フェザー級トーナメント』では見事に優勝。さらに2013年の『ベラトール ・シーズン9』でも優勝を果たし、押しも押されもせぬ、フェザー級トップファイターとしての地位を築いた。

そして2014年9月、かつて一度判定で敗れた王者パット・カランを破り、ついにベラトール世界フェザー級王座を獲得。2度の王座防衛後、2015年11月にダニエル・ストラウスに判定で敗れベルトを手放すが、2017年4月に行われた再戦では、2ラウンドにギロチンチョークで鮮やかに勝利し、フェザー級王座に返り咲いた。

パトリシオは、身長165cmとフェザー級の中でも小柄で、リーチも165cmと短い。体格的には決して恵まれてはいないが、踏み込みのスピードと回転の早いパンチのコンビネーション。そこにテイクダウンを交え、グラウンドでもスピーディーな動きを見せる。闘いの全局面でアグレッシブなファイターだ。

『ベラトール 209』では、挑戦者エマニュエル・サンチェス相手にフェザー級タイトル防衛戦に臨む。リーチ差約28cmという、体格面で圧倒的な優位性を持つサンチェスに、得意の接近戦を仕掛けるのか?

パトリシオ・ピットブル

生年月日:1987年7月7日(31歳)
国籍:ブラジル
身長:165cm
体重:66kg
リーチ:165cm
階級:フェザー級
プロ戦績:27勝4敗

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堀江ガンツ Gantz Horie

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栃木県出身。プロレス・格闘技ライター。『紙のプロレスRADICAL』編集部を経て、2010年からフリーランスで活動。『KAMINOGE』を主戦場に『Number』『週刊プレイボーイ』『BUBKA』『昭和40年男』など、多くの媒体で執筆。『Number Web』ではコラムを連載中。主な著作に『闘魂と王道 昭和プロレスの16年戦争』(ワニブックス)がある。WOWOW『UFC-究極格闘技-』などテレビ解説も務める。