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統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュアとWBC王者デオンテイ・ワイルダーとの対戦は、現時点で最も待ち望まれる一戦だ。
22日、序盤の劣勢を跳ね除け、アレクサンドル・ポベトキンに7ラウンドKO勝ちを収めたジョシュアは、自身の課題を達成した。今や、対戦が実現するかどうかは、ワイルダーにかかっている。12月1日、元統一王者のタイソン・フューリーとの対戦に臨むのだ。
ジョシュアは、来年4月13日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムのリングに再び戻ってくるが、最も対戦したい相手はワイルダーであると、繰り返し述べている。
しかし、たとえワイルダーがフューリーに勝利したとしても、2人の無敗のボクサーが同じリングに立つという保証はない。
昨年から、ジョシュアとワイルダーは交渉を重ねてきたが、ここ数カ月でそれは決裂したようだ。ワイルダーは、50対50の配分を要求してきた。フューリーとの一戦に勝利した場合、より多くの取り分を要求する可能性も高い。ジョシュアは最近4試合で33万枚以上のチケットを売り切っており、このプロモーションの主導権を握っている。つまり、この対戦が実現する可能性は低いことが明らかになった。ジョシュアの方がワイルダーよりも大物であり、ファイトマネーもそれを反映するのだ。
もし、ジョシュア対ワイルダー戦が実現しなかった場合、統一王者ジョシュアに立ち向かう対戦候補が数人いる。
タイソン・フューリー
10週間後に行われる対戦で、フューリーがワイルダーを倒した場合のみ、対戦候補となる。イギリス人同士のヘビー級タイトルマッチは、間違いなく、大西洋の向こう側で行われる最も歴史的な一戦となるだろう。フューリーとジョシュアとの間で、敵対心はますます大きくなっている。皆が望んでいるワイルダーとの一戦を実現させなかったジョシュアとマッチルーム・ボクシングのプロモーター、エディ・ハーンに対して、フューリーは日ごろから批判的である。ハーンは、土曜日に公の場で、「ジプシーキング」(フューリーの異名)はジョシュアの相手ではない、つまらないファイターだと述べた。
ジョシュアも日曜日、ツイッターで、フューリーにブロックされたことを示す画面を投稿した。結果として、2人の対戦に向けて、種がまかれたのだ。
ディリアン・ホワイト
フューリーは対戦相手として魅力的だが、ホワイトも選択肢の1つだ。ホワイトもジョシュアも、ハーンがプロモーションしているので、この一戦を阻むものは何もない。その上、ホワイトは過去に、ジョシュアを苦しめたことがある。
アマチュア時代の2009年、ホワイトはジョシュアにキャリア初めての敗北を与えた。2015年12月、2人が再び対戦した時は、「死体泥棒」(ホワイトの異名)は“AJ”ジョシュアに7回TKO負けを喫するが、これがホワイトのプロキャリア唯一の敗戦である。その時以来、ホワイトは8連続勝利を収めたが、うち4戦がKO勝ちである。先日のポベトキンの戦いぶりを見たホワイトは、ジョシュアとの3戦に向けて、自信をみなぎらせているはずだ。
ジャレル“ビッグベイビー”ミラー
今年の早い段階で、ワイルダー戦が実現しない場合の対戦相手として、ハーンはミラーの名前を挙げていた。しかし、選ばれたのはポベトキンだった。これに怒ったミラーは、7月に行われたDAZNのアメリカ国内ローンチの記者会見で、ジョシュアとポベトキンの対面中に乱入した。このイベントの最中、ミラーは、ジョシュアの母親について下品な発言を繰り返し、ジョシュアを刺激し続けた。
この件に対し、ジョシュアは非常に腹を立てている。
ミラーは、10月6日にトマシュ・アダメクと対戦する。ここで印象的な戦いを見せれば、ジョシュアとの対戦により近づけるだろう。
原文:Potential opponents for Anthony Joshua if Deontay Wilder fight doesn't happen
翻訳:Atsuko Sawada
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