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無敗同士の伝説のファイトが実現したが、ここ最近のビッグファイト同様、その結果は賛否を呼ぶものだった。現WBC世界ヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダー(アメリカ)と元3団体統一王者タイソン・フューリー(イギリス)によるWBC世界ヘビー級タイトルマッチは、日本時間12月2日、カリフォルニア州ロサンゼルスにある「ステープルズ・センター」で行われた。
試合の前半はワイルダーが主導権を握っていたものの、中盤以降からフューリーがポイントを挽回していった。9回と最終ラウンドには、ワイルダーがフューリーからダウンを奪う一幕もあったが、フューリーはすぐに復活。ワイルダーはダウンこそ奪ったものの、後半を巧みな試合運びで進めたのはフューリーだった。その結果、判定は三者三様のドロー(115-111ワイルダー、114-110フューリー、113-113ドロー)。来年の2人の再戦に期待が膨らむ格好となった。
しかし、スーパースター同士のビッグマッチの法則通りの判定ドロー決着となれば、賛否が渦巻くのは必定だ。事実、ボクシング界のレジェンドたちもツイッターで様々な反応を示している。
1990年代最強のヘビー級ボクサーとの呼び声が高いレノックス・ルイスは、今回の判定について、自身が1999年5月にイベンダー・ホリフィールドと闘ったときの経験と重ね合わせている。ホリフィールドとの試合をドローで終えたルイスは、10ヶ月後の再戦で勝利を収めのだった。イギリス出身のルイスは当然、同郷のフューリーを支持する。
This #WilderFury judging takes me back to my first fight with @holyfield Just goes to show how hard it is for a Brit to come to America and take someone’s belt even tho that’s what we clearly saw. Big up to @Tyson_Fury who never ceases to amaze me. Hold ur head high! 👊🏾💥
— Lennox Lewis (@LennoxLewis) 2018年12月2日
ワイルダー戦の判定を見て、ホリフィールド戦を思い出したよ。イギリス人がアメリカでベルトを奪取するのはとても難しいんだ。例え勝利が誰の目にも明らかだったとしてもね。それにしても、タイソン・フューリー はいつも僕を驚かしてくれる。頑張れフューリー!
また、アメリカ出身の元統一世界ヘビー級王座のジョージ・フォアマンも今回のドロー判定についてツイッターで言及し、ワイルダー支持とも取れる発言を残した。
Wilder brought the fight all night. Fury did a great job “ShowTime”; but he didn’t Win tonight. Stop indoctrinating. We see what see
— George Foreman (@GeorgeForeman) 2018年12月2日
ワイルダーが終始主導権を握っていたな。フューリーも素晴らしいファイトを見せてくれた。
一方で、元WBA・WBC世界スーパーミドル級スーパー王者のアンドレ・ウォードは、フューリー有利と見ていたようだ。ウォードはツイッターで「ワイルダーも2つのダウンを奪ったわけだし、引き分けっていう判定は理解できるよ(俺はフューリーが勝ったと思ったけどね)。でもね、115-111(ワイルダー)の判定はどう考えてもおかしいよ! ボクシングはこれだからダメなんだ!」とワイルダーを支持した判定に不満を爆発させた。
Hmmmm.
— Andre S.O.G. Ward (@andreward) 2018年12月2日
うーーーん、、、(不満げに)
また、ダウンしても不死鳥のように蘇るフューリーに驚いた現WBO世界ウェルター級王者のテレンス・クロフォードは、フューリーをあるWWEスーパースターに例えてしまったほどだ。
He got knocked out and got up like the undertaker
— Terence Crawford (@budcrawford402) 2018年12月2日
フューリーは倒されてもアンダーテイカーのように復活する。
さらに、現WBA世界ウェルター級王者のマニー・パッキャオは「戦略に徹し切ったフューリーと、それでも2つのダウンを奪ったワイルダーに敬意を表するよ。彼らの再戦が待ちきれない」とツイッターで再戦への期待を綴った。
What a fight! Two great heavyweights trading shots. #WilderFury
— Manny Pacquiao (@mannypacquiao) 2018年12月2日
なんて試合なんだ! 2人の偉大なヘビー級ファイターが拳を交えたんだから
2人の試合に心を奪われたのはボクシング界の人間だけではない。NBAスターで現在ロサンゼルス・レイカーズに所属するレブロン・ジェームズも、ツイッターを通じて2人の健闘に賛辞を送った。
Man that was the funniest/craziest fight I’ve ever seen in my life. What the H-E-🏒🏒 just happened?!?!?!
— LeBron James (@KingJames) 2018年12月2日
一体何が起きたんだ!? とにかく今まで見たファイトの中で一番アツい試合だった。
元記事:Twitter reacts to controversial Deontay Wilder-Tyson Fury draw
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