▶プロ野球を観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
横浜高校時代に無類の強さを誇った松坂大輔を筆頭に、多くの名選手が揃う「松坂世代」――。
看板である松坂大輔や藤川球児が現役で奮闘している中、杉内俊哉や村田修一といったビッグネームが引退を発表した。そして、中には代行ではあるが監督としてチームを率いているものいる。いま一度、松坂世代の選手たちが歩むそれぞれの道を振り返ってみよう。
★ポイント1:村田、杉内、後藤ら、世代を牽引してきた名選手が引退
9月に入り、横浜(現DeNA)と巨人、独立リーグで活躍した村田修一や、杉内俊哉(巨人)、後藤武敏(DeNA)ら、世代を牽引してきた選手が相次いで引退を表明した。
とくに、村田は昨シーズンオフに巨人から戦力外通告を受け、NPBからは声がかからずBCリーグへと移籍した。7月31日の支配下登録期限まで復帰の道を探ったが、獲得に名乗りをあげるチームはなかった。
杉内は故障に苦しみ、最後に一軍のマウンドに立ったのは2015年7月。3年間に渡ってリハビリを行ってきたが、一軍復帰は叶わなかった。
横浜高校時代は松坂とともに全国制覇を果たした後藤武敏(DeNA)も、往年のパワーを見せることができず、ユニフォームを脱ぐ決断をしている。
一方で今シーズン結果を残している選手もいる。阪神タイガースの藤川球児が代表的な存在といえるだろう。
今シーズンの藤川は試合終盤を任され、50試合に登板。51.1回を投げ61奪三振、防御率2.45と役目を十二分に果たしている。残念ながら肘の故障があり登録を抹消されたが、ま来シーズン以降もだまだ戦力としてやっていくはずだ。
★ポイント2:平石は世代初の監督となるか?
松坂や藤川のように現役で頑張っている選手が多いなか、監督代行に就任したのが東北楽天ゴールデンイーグルスの平石洋介だ。平石は1998年夏の甲子園において、伝説にもなっている「横浜vs.PL学園」にも出場していた。
その後、同志社大、トヨタ自動車を経て楽天へと入団。選手として大きな実績を残すことはできなかったが、2012年からコーチとして楽天を支え、今シーズンはヘッドコーチの役職に就いていた。
そして6月半ばに梨田昌孝監督が成績不振の責任を取り辞任すると、監督代行へと就任する。代行とはいえ、同世代として初の指揮官となったのである。来シーズン以降の体制は現時点で白紙だが、代行ではなく正式な監督となる可能性は高そうだ。
★ポイント3:松坂が再び世代を牽引する
世代の主役である松坂の復活が、この世代にとっての今シーズンもっとも大きなトピックだろう。
松坂は1998年夏の甲子園で全国的はスターとなり、西武ライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)からメジャーリーグ挑戦、そして福岡ソフトバンクホークスを経て、今シーズンから中日ドラゴンズへと移籍した。
2015年からの3シーズンを見ると、マウンドに上る姿すら想像がつかなかったファンも多いはずだ。しかし、その逆境を乗り越え先発として11試合に登板。最下位に低迷するチームのなかで、6勝4敗と2つの貯金を作っている。
同じ世代のライバル達が次々と引退を表明するなか、「僕はもう少し頑張る」とメッセージを残し、現役を続行することを力強く宣言。
ここ数年は世代を引っ張って行くことができなかった松坂。しかし、伝説にもなっている甲子園から20年が経ち、再び先頭に立ち同世代を引っ張っていく。
★おまけ:松坂世代の現役選手
松坂大輔(中日)
杉内俊哉(巨人)※引退を表明
藤川球児(阪神)
館山昌平(日本ハム)
永川勝浩(広島)
和田毅(ソフトバンク)
久保康友(米・独立L)
久保裕也(楽天)
實松一成(日本ハム)
村田修一(BCリーグ・栃木)※引退を表明
矢野謙次(日本ハム)
小谷野栄一(オリックス)
工藤隆人(中日)
渡辺直人(楽天)
※数字は2018年9月24日終了時点
【DAZN関連記事】
● 【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2018年版!
● ネットでプロ野球中継を視聴する方法を紹介
● DAZNでのプロ野球の放送予定や試合スケジュール
● DAZNでF1放送を視聴する方法は?
● 【最新・2018年版】F1の放送予定・レース日程まとめ
● ネットでMLB中継を視聴する方法を紹介
● MLBの試合日程・放送予定|テレビでの視聴も可能?/2018シーズン