【3点解説】松山竜平、平田良介といった10年選手も!? 初の規定3割を目指す選手たち

Satoshi Katsuta

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野手の勲章のひとつに「打率3割」がある。それはレギュラー選手が目指す目標のひとつになることも多い。今シーズンその打率3割に初めて到達しそうな選手が多くいる。その内訳を見るとプロで10年以上プレーしている中堅選手、今シーズンブレイクしつつある若手と様々だ。

★ポイント1:松山竜平は初の規定打席到達なるか?

3連覇を目指す広島東洋カープの主軸である松山竜平が今シーズンもバットで魅せている。ここまで71試合に出場し打率.312と首位打者争いで5位につけ、初の打撃タイトルも狙えそうだ。

昨シーズンの松山は鈴木誠也の故障離脱後に4番として活躍し、9月・10月の月間MVPに輝いた。しかし、年間を通してスタメンで起用されていたわけではなく、打率.326と高打率だったものの規定打席には到達していなかった。それ以前にも2014年に打率.318、2016年に打率.291と結果を残していたが、いずれも規定打席には届いていない。つねに控えの位置づけだったのだ。

今シーズンは自身初の規定打席、そして打率3割超えを果たすことに期待したい。

★ポイント2:意外!? 13年目の平田良介が初の3割へ!

中日ドラゴンズの平田良介が開幕から好調をキープしている。昨年は開幕前の第4回ワールド・ベースボール・クラシックに出場したものの、シーズンでは故障離脱もあり66試合の出場で打率.244と不本意な結果に終わってしまった。しかし、今シーズンは打率3割を超え、読売ジャイアンツの坂本勇人らとともに首位打者争いを繰り広げている。

今シーズンが13年目のシーズンとなる平田だが、意外にも規定打席に到達しての3割超えの経験はない。ベストナインに輝いた2015年の打率.283がキャリアハイなのだ。このままシーズンを通して打率3割をキープできるか注目したいところ。

チームは借金を抱え下位に低迷しているが、ダヤン・ビシエド、ソイロ・アルモンテとともに形成するクリーンナップは他球団にとっても驚異だろう。平田のバットでチームを2012年以来6年ぶりとなるAクラスへ導きたい。

★ポイント3:4年目のブレイク!岡本和真と野間峻祥

読売ジャイアンツ期待の若手・岡本和真が4年目にして大ブレイクしつつある。「6番・一塁」で開幕スタメンを果たし、2試合目で今シーズン初本塁打を放つとその後も結果を出し続けてきた。ここまで打率.303、16本塁打、50打点の数字を残している。

その活躍はめざましく、オールスターゲームにも横浜DeNAベイスターズのホセ・ロペスや東京ヤクルトスワローズの坂口智隆を抑えてファン投票で選出されるほどだ。岡本は初の3割はもちろん強打者の証である「3割30本」もけっして不可能な数字ではない。後半戦も巨人の4番としてチームを引っ張りたい。

その岡本と同じく4年目を迎える野間峻祥(広島)も好調だ。野間は開幕から丸佳浩、鈴木誠也と故障離脱した外野陣の穴を埋めてきた。昨シーズンまでは守備面での貢献が大きかったが、今シーズンは打率.305と打撃面でも好調をキープしチームの支えになっている。現時点ではわずかに規定打席に届いていないが、松山とともに初の規定打席、そして3割を目指す。

※数字は2018年7月18日終了時点

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Satoshi Katsuta

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かつた・さとし/東京都出身。複数の業界で営業、経営管理を行ったのち2015年に独立。同年よりNPB、MLBなの記事作成、2022年からメディアのSNS運用など野球関連の業務を行っている。