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東京ヤクルトスワローズはゴールデンウィークの9連戦を3勝6敗と負け越してしまい、現時点では最下位となっているが、チームの中心選手である山田哲人とウラディミール・バレンティンはそれぞれ結果を残している。そして、プロ野球史上に残る記録への期待を抱かせてくれているのだ。
★ポイント1:山田はトリプルスリーへ向けて視界良好
青木宣親がチームに復帰したこともあり、開幕から1番打者として起用されていた山田哲人。4月半ばにはチーム事情もあり、3番を6試合任されたものの、5月に入り再び1番に戻った。ここまで打率.279ながら広島東洋カープの丸佳浩に次ぐ29四球を選び、出塁率は4割1分7厘とリーグ6位の数字を残している。また10盗塁はリーグトップとなっており、失敗は「0」と切り込み隊長として奮闘中だ。
本塁打よりも出塁が求められる打順ではあるが、ここまで同僚のバレンティンに次いで、リーグ2位タイとなる9本塁打をマーク。3度目のトリプルスリー(打率3割以上、30本塁打以上、30盗塁以上)へ向けて絶好のスタートを切った。
★ポイント2:主砲のバレンティンも本塁打を量産中
主砲のバレンティンも負けてはいない。開幕前のオープン戦では13試合に出場し、打率.405、6本塁打、10打点と絶好調。この6本塁打はオープン戦トップの数字でもある。
開幕してからは、やや低空飛行だったものの直近10試合(4月29日から5月9日)で7本塁打と量産体制に入った。11本塁打はリーグトップとなっている。2013年にシーズン最多記録となる60本塁打を放って以降、本塁打王に輝いていないが、今シーズンは5年ぶりとなるタイトルも視野に入っていると言えるだろう。
★ポイント3:コンビによる最多本塁打はローズ・中村の101本
山田哲、バレンティンのふたりでここまで20本塁打を放っているが、これは現時点における同一チーム内のコンビによる最多本塁打でもある。また、現時点でヤクルトは32試合を消化しているが、143試合換算するとふたりで89本塁打となる。ヤクルトにおける昨シーズンまでのコンビによる最多本塁打は1989年のラリー・パリッシュ(40本)と池山隆寛(36本)、2013年のバレンティン(60本)、ラスティングス・ミレッジ(16本)による76本。この記録を大きく更新することになる。
プロ野球の歴史を振り返るとコンビによる最多本塁打は、2001年・近鉄バファローズのタフィ・ローズ(55本)、中村紀洋(46本)による101本だ。これは唯一の100本超えでもある。
山田哲、バレンティンのコンビでどこまでこの記録に迫ることができるだろうか。これまでの最多本塁打はバレンティンが60本(2013年)、山田は38本(2015年・2016年)。キャリアハイを足しても100本には届かない。しかし、開幕から本塁打を量産するふたりなら「もしかしたら」を抱かせてくれる。
コンビによる本塁打記録を更新し、最下位を脱出、そして優勝を目指してもらいたい。
※数字は2018年5月10日終了時点
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