【3点解説、プロ野球1週間まとめ】ソフトバンクが無傷の6連勝! 鳥谷の連続試合出場がストップ

Satoshi Katsuta

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2005年に始まったセ・パ交流戦は、2009年を除きパシフィック・リーグが勝ち越しており、現在は8連勝中だ。セントラル・リーグはそろそろ一矢報いたいところだろう。さて、そのセ・パ交流戦の第1週目はどのような出来事があったのだろうか。ここで3つのポイントを振り返ってみたい。

★ポイント1:ソフトバンクが6連勝で4年連続最高勝率へ向け視界良好

5月29日からセ・パ交流戦が始まった。ペナントレースを制するためにも重要な3週間だが、ここ3年連続で最高勝率をマークしている福岡ソフトバンクホークスが好スタートを切った。

阪神タイガース、横浜DeNAベイスターズの両球団を相手に無傷の6連勝をマークしたのだ。交流戦突入前は23勝23敗の勝率.500だったが、1週間で貯金は「6」まで増えた。得意の交流戦で埼玉西武ライオンズ、北海道日本ハムファイターズとの差を縮めたいところだ。

2カードを終えた時点でソフトバンクが6連勝と最高勝率をキープしているが、2位につけたのは東京ヤクルトスワローズだった。初戦で千葉ロッテマリーンズに敗れたものの、その後はロッテ、東北楽天ゴールデンイーグルスに対し5連勝をマークする。ここまで5勝1敗で単独2位。セントラル・リーグでは依然として最下位だが、2位のDeNAまでのゲーム差はわずかに「2」となった。今後の展開次第では、一気に上位浮上も狙えそうだ。

★ポイント2:鳥谷敬の連続試合出場記録が「1939」でストップ

2004年9月9日から続いていた鳥谷敬(阪神)の連続試合出場記録が、5月29日に1939試合でストップした。この数字は衣笠祥雄氏の記録した2215試合に次いでプロ野球史上2位となっている。

今シーズンの鳥谷はオープン戦から打率1割にも届かず、絶不調で開幕戦を迎えた。「2番・二塁」で開幕スタメンこそ果たしたものの、翌日はベンチスタートとなってしまう。その後も代打、守備固めなどで途中出場が多く調子は上がらない。そして、ついにその日が訪れた格好だ。

しかし、記録が途切れて以降10打数4安打と調子は上向きとなっている。チームは波に乗れていないが、鳥谷の好調が続くことでチームの状況は好転するかもしれない。

これからの鳥谷にも変わらず注目していきたい。

★ポイント3:5年ぶりの対戦!山岡と田口の投げ合い

2013年夏の甲子園広島県大会決勝で瀬戸内高の山岡泰輔と広島新庄高の田口麗斗は、延長再試合含め24回(田口は23回)を投げ合った。その間にスコアボードに刻まれた得点はわずかに「1」。この試合は山岡に軍配が上がったものの、歴史的名勝負として今も語り継がれている。

そのふたりの再戦が6月2日に行われた。オリックス(山岡)と巨人(田口)にユニフォームは変わったが、多くのファンは注目しており、予告先発が発表されてからインターネットなどでも大きな話題となっていた。

この試合で山岡は6回、田口は5.1回を投げともに1失点とまずまずの内容をみせる。試合は2-2で延長戦に入ったことで両投手に勝ち負けはつかず、再戦は痛み分け。

来シーズン、もしくは日本シリーズで3度目の対戦が行われることを期待したい。

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Satoshi Katsuta

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かつた・さとし/東京都出身。複数の業界で営業、経営管理を行ったのち2015年に独立。同年よりNPB、MLBなの記事作成、2022年からメディアのSNS運用など野球関連の業務を行っている。