【3点解説】チームの起爆剤に! 巻き返しに期待したい野手は誰だ?

Satoshi Katsuta

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例年好成績を残しながらも、ここまで結果を出せずにいる選手がいる。彼らがここからの後半戦で復調できれば、それだけでチームにとって大きな追い風となるはずだ。今回はその巻き返しが期待される野手にスポットを当ててみた。

★ポイント1:内川聖一と松田宣浩の復調が鷹浮上のカギに

2連覇を目指す福岡ソフトバンクホークスが好調だ。後半戦最初のカード、埼玉西武ライオンズ戦を2勝1敗で勝ち越し、さらに勢いに乗ろうとしている。

特にこの3連戦では打線の迫力が際立った。自身2度目のトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁以上)を目指す柳田悠岐を中心に、初戦は大量16得点を奪う猛攻で圧勝。球団タイ記録となる8本塁打が飛び出た。3戦目も敗れはしたものの、4本のホームランでファンを楽しませた。

また、ここまで不調だった選手の調子も上向きつつある。内川聖一と松田宣浩のふたりは前半戦では本来の活躍を見せられなかったが、後半戦最初のカードで大暴れ。内川はこの3連戦で打率.364、2本塁打を放ち3試合連続打点をマークし、松田も3試合連続本塁打を含む9打数5安打で打率.556と大当たりだった。

後半戦はこのベテランふたりが、ホークスをリードしていきそうだ。

★ポイント2:首位を走る広島の安部友裕、エルドレッドも不振に喘ぐ

3連覇へ向けセントラル・リーグ首位を走る広島東洋カープ。丸佳浩、松山竜平、鈴木誠也といった主軸がその原動力なのは間違いない。

また、田中広輔、菊池涼介の二遊間コンビは打率は高くないものの、全試合出場でチームに貢献している。それだけでなく、野間峻祥、會澤翼も規定未到達ながら打率3割を超え、少ない出番で役割をしっかりと果たしている。

ただ、多くの選手が好調な一方で不調に陥る選手もいる。安部友裕もそのひとりだ。昨季は3割に届いた打率は、5月は.091と絶不調。6月半ばには登録を抹消されてしまった。

また、ブラッド・エルドレッドも本来の力を出せていない。昨シーズン27本塁打を放った大砲は、安部同様調子が上がらず6月に二軍降格となった。

どちらも前年度優勝の立役者であるだけに、後半戦の復活に期待したい。

★ポイント3:昨シーズンの輝きを取り戻したい茂木栄五郎

パシフィック・リーグで最下位に沈む東北楽天ゴールデンイーグルスの茂木栄五郎が苦戦している。昨シーズンの打率は.296で、リーグ3位の好成績だったが、今シーズンの打率はここまで.238と調子が上がらない。昨季は17本だった本塁打も、ここまで5本と少し物足りない印象だ。

とくに7月に入っての打率は1割を切り、攻撃の流れを止めてしまっている。調子を落としている茂木だが、平石洋介監督代行降からは全試合で2番に固定されるほど信頼は厚い。それに応える活躍を見せられれば、きっと楽天復活の原動力になるはずだ。

※数字は2018年7月18日終了時点

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Satoshi Katsuta

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かつた・さとし/東京都出身。複数の業界で営業、経営管理を行ったのち2015年に独立。同年よりNPB、MLBなの記事作成、2022年からメディアのSNS運用など野球関連の業務を行っている。