【プロ野球1週間まとめ】広島はマジック28!中日・平田良介がサイクル安打!【3点解説】

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セントラル・リーグ、パシフィック・リーグともに順位争いが激しくなりそうだ。セ・リーグは2位から4位までが大混戦。パ・リーグも2位と3位の差が「2.5」と縮まってきた。夏場で各チームとも故障者、離脱者がおり、万全な状態ではない中、先週はどのような動きがあったのだろうか。

ポイント1:広島のマジックは28!パは西武が首位攻防戦に勝ち越し

セントラル・リーグでは、広島東洋カープが8月15日に点灯させたマジックを減らした。17日に東京ヤクルトスワローズに自力優勝が復活したため一時的にマジックは消滅したが、翌18日に再点灯。19日に広島が勝利し、マジックは「28」となった。広島のセリーグ3連覇へのカウントダウンは着々と進んでいる。一方3位争いは、2位のヤクルトから4位の阪神まで1.5ゲーム差に詰まっており、相変わらず混戦状態だ。

パシフィック・リーグは埼玉西武ライオンズが北海道日本ハムファイターズとの首位攻防戦を、2勝1敗で勝ち越した。これで両チームのゲーム差は「6.5」となり、埼玉は優勝に大きく近づいている。3位の福岡ソフトバンクホークスは、4位の千葉ロッテマリーンズとの差を3.5ゲーム差に広げ、最下位脱出を狙っている東北楽天ゴールデンイーグルスは、2勝4敗と足踏み。5位のオリックス・バファローズとの差は「3.5」だ。

ポイント2:平田良介が今シーズン4人目のサイクル安打!

8月16日におこなわれた中日ドラゴンズと横浜DeNAベイスターズの一戦で、平田良介(中日)が史上68人目(73度目)となるサイクル安打を達成した。今シーズンは柳田悠岐(ソフトバンク)、山田哲人(ヤクルト)、桑原将志(DeNA)と3人が達成しており、これで4人目だ。

過去1シーズンにサイクル安打が4人以上出たのは2回(1952年・4度、2003年・5度)あり、今年で3度目。過去最多は2003年の5度で、残りの試合で3回サイクル安打が生まれれば過去最多となる。

【シーズン4度以上のサイクル安打】

<2003年・5回>
ホセ・オーティズ(オリックス)
福留孝介(中日)
稲葉篤紀(ヤクルト)
村松有人(ダイエー)
桧山進次郎(阪神)

<1952年・4回>
東谷夏樹(阪急)
浅原直人(東急)
滝田政治(大映)
山川武範(広島)

<2018年>
柳田悠岐(ソフトバンク)
山田哲人(ヤクルト)
桑原将志(DeNA)
平田良介(中日)

ポイント3:中継ぎ陣に疲労?  各地で鮮やかな逆転劇が!

8月17日におこなわれたDeNAと広島の一戦。DeNAは1対4と劣勢だった8回裏、無死満塁のチャンスで4番の筒香嘉智が満塁弾を放ち、5対4と逆転に成功する。さらにDeNAは宮崎敏郎、ネフタリ・ソトも本塁打でつづき3者連続本塁打となった。

昨年の8月22日にも、同じく広島相手に3者連続本塁打でサヨナラ勝ちを決めており、それを思い起こさせる連続弾となった。

また、8月19日の読売ジャイアンツと中日ドラゴンズの一戦では、巨人が4点ビハインドの9回裏に5者連続適時打を放ち逆転サヨナラ。18年ぶりとなる9回裏の4点差逆転劇となった。

さらにはデーゲームで巨人が大逆転劇を演じたその数時間後には、ロッテが楽天相手に7回終了で6点あったビハインドを残り2回でひっくり返している。暑さのせいなのか、中継ぎ陣が捕まり印象的な逆転が多かった。ここから順位争いもより一層激しくなり一戦の重みはより大きくなる。中継ぎ陣の出来が勝敗を左右することになりそうだ。

※数字は2018年8月19日終了時点


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。