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ザッと振り返ってみると野手では丸佳浩、鈴木誠也が主軸として活躍。投手ではエースの大瀬良大地、そしてクローザーの中﨑翔太はいまだ無敗。また、ヘロニモ・フランスアは150キロを超えるストレートで相手打者をなぎ倒してきた。印象的な選手は多くいるが、果たして誰に票が集まるのだろうか。
★ポイント1:丸佳浩は2年連続受賞なるか?
今シーズンのMVP最右翼は丸佳浩だろう。シーズン序盤に守備中のアクシデントで1カ月ほどの欠場はあったが、打率.319、38本塁打、95打点と昨シーズンを上回る結果を残している。
とくに本塁打はこれまでのキャリアハイである23本を大幅に更新し、本塁打王争いでもトップタイだ。また123四球は歴代9位タイ。世界の王こと王貞治の領域にまで入っている。欠場分のマイナスを差し引いても圧倒的な成績を残していると言っていい。
どの数字を取ってみても非の打ち所がなく、2年連続の栄誉となる可能性は高そうだ。
【丸佳浩・成績】
119試合/打率.319/38本/95打点/出塁率.478/長打率.650/OPS1.127
★ポイント2:全ての面でキャリアハイをマークしている鈴木誠也
3番の丸が圧倒的な成績を残せる裏には4番に座る鈴木誠也の存在がある。丸が傑出した能力を持っていても、後ろを打つ選手の能力が低ければ勝負を避けられてしまうからだ。
鈴木は足の故障もあり開幕からやや出遅れた。しかし、その影響をみせない活躍を見せ、118試合で打率.323、30本、91打点の成績を残している。打撃タイトルの獲得はむずかしそうだが、三部門ともにキャリアハイの数字を残している。また、出塁率.441は昨シーズンの.389から大幅に改善した。
全ての面でパワーアップした鈴木がMVPを受賞してもおかしくはないはずだ。
【鈴木誠也・成績】
118試合/打率.323/30本/91打点/出塁率.398/長打率.562/OPS1.071
★ポイント3:エースに成長した大瀬良大地
今シーズンの大瀬良大地は4月下旬からセ・パ交流戦半ばまで7連勝を記録するなど、エースにふさわしい投球を見せてきた。5月には自身初となる月間MVPも受賞。夏場の歴史的な酷暑にも負けなかった。8月は4試合全てで7回以上2失点以下に抑え3勝0敗、防御率1.53と圧倒した。
ここまで15勝7敗、防御率2.53、147奪三振と沢村賞も視野に入る活躍ぶりだ。野手に比べると投手のMVPは事例が少ないが、セントラル・リーグでは菅野智之(巨人/2014年)、浅尾拓也(中日/2011年)とここ10年でも2例ある。野手陣の票が割れれば、大瀬良が得票を伸ばすことも十分に考えられるだろう。
【大瀬良大地・成績】
25試合/15勝7敗/167回/147奪三振/防御率2.53
★おまけ:その他の選手達は?
丸、鈴木、大瀬良の他には救援陣も印象的な活躍をした。中崎翔太はリーグ2位タイの31セーブをマークしており、なによりも負けがひとつもない。5月に支配下登録されたヘロニモ・フランスアは47試合に登板し防御率1.66。8月には史上最多タイとなる18試合に登板し防御率0.51をマークし、月間MVPも受賞している。
多くの選手が活躍したからこそ3連覇を達成したわけだが、そのなかでMVPを受賞するのは誰になるのだろうか。発表を楽しみに待ちたい。
【中﨑翔太・成績】
65試合/4勝0敗31S6H/64回/54奪三振/防御率2.53
【ヘロニモ・フランスア・成績】
47試合/3勝4敗1S19H/65回/81奪三振/防御率1.66
※数字は2018年9月28日終了時点
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