10月27日(日本時間28日)にメンフィス・グリズリーズの渡邊雄太がフェニックス・サンズ戦に出場し、日本人選手として史上2人目のNBA公式戦出場を果たした。日本人NBA選手の先駆者であるBリーグ 栃木ブレックスの田臥勇太が、チームを通じて祝福のコメントを寄せている。
「渡邊選手、おめでとうございます。NBA選手になるための過程がどれだけ厳しいものかという現実をよく知っいますので、渡邊選手がNBA選手として試合に出場したことを本当に嬉しく思います」。
「日本人のNBA選手は、未来ある子供達に夢を与えるという大事な役割があると思います。渡邊選手のこれからの活躍、そしてチャレンジが、日本の子供達が将来NBA選手になりたいと夢を持てる大きなきっかけになると思います」。
「ここからはNBA選手としてプレーし続けることが目標になると思います。全ての経験を大事にしながら、その目標に向かってこれからもチャレンジし続けてもらいたいです」。
2004-05シーズンにフェニックス・サンズの一員として開幕ロスターに名を連ねた田臥は、同レギュラーシーズン開幕戦となった2004年11月3日(同4日)のアトランタ・ホークス戦(サンズが112-82で勝利)に出場し、24歳29日でNBA史上初の日本人選手となった。同シーズンに通算4試合出場した田臥は、合計17分、7得点、4リバウンド、3アシストを記録した(平均4.3分、1.8得点、1.0リバウンド、0.8アシスト)。
その後もNBA挑戦を続けた田臥は、米下部リーグのABAやDリーグ(現Gリーグ)などを経験し、2008-09シーズン開幕前に栃木(当時リンク栃木ブレックス)に入団して日本バスケットボール界に復帰した。以降、国内リーグで優勝2回(2010年/JBL、2017年/Bリーグ)、アシスト王3回(2009年/JBL、2014~15年/NBL)、スティール王1回(2014年/NBL)、ベストファイブ4回(2009年/JBL、2014~16年/NBL)、プレーオフMVP1回(2010年/JBL)という輝かしい成績を残している。
1994年10月13日生まれの渡邊は、田臥の14歳歳下。田臥と同じ10月生まれ(1980年10月5日)で、同じ24歳(24歳14日)でNBA公式戦初出場を達成した。偶然にも対戦相手は、田臥が当時所属していたサンズだった。そのサンズ戦で渡邊は4分31秒出場し、フリースローによる2得点、2リバウンドを記録した(試合はグリズリーズが117-96で勝利)。
協力: 栃木ブレックス
【ハイライト動画】渡邊雄太、NBA公式戦初得点|2018.10.27
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