10月29日(日本時間30日)にフィサーブ・フォーラムで行なわれたトロント・ラプターズ対ミルウォーキー・バックスの一戦は、アーサン・イリヤソバが今季自己最多の19得点、チーム最多の10リバウンドを記録し、124-109でバックスが勝利し、全勝対決を制した。バックスはこれでリーグ唯一の無敗チームとなっている。
バックスは、1試合平均25.0得点、14.2リバウンドを記録しているヤニス・アデトクンボが脳震盪のため欠場した。だが、3日前のミネソタ・ティンバーウルブズ戦に続き、球団記録タイとなる19本の3ポイントショットを成功させるなど、好調なオフェンスを持続。開幕から7試合連続で110得点以上をマークした。
1971-72シーズン以来となる開幕7連勝でリーグ唯一の無敗チームとなったバックス(7勝)は、イリヤソバのほかにマルコム・ブログドンとエリック・ブレッドソーが各17得点、クリス・ミドルトンが14得点、8アシストを記録。7選手が二桁得点をマークした。
ブログドンは「もちろん、彼がいるときのほうが自信はある」と、アデトクンボ不在の影響はあるとしつつ、マイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチの手腕への信頼を寄せた。
「でも、彼がいないときでも、僕らは大きな自信を感じているんだ。コーチが与えてくれるシステムと自信のおかげでね」。
一方、カワイ・レナードが休養し、今季初黒星を喫したラプターズ(6勝1敗)は、サージ・イバカが30得点、9リバウンド、パスカル・シアカムが22得点、8リバウンド、カイル・ラウリーが9得点、15アシストだった。
ラウリーは「今夜は彼らが試合のテンポを決定付けた」と、バックスを称賛した。
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