馬場雄大が「過去1」と自画自賛するダンクとは?

Takuma Hayasaka

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DAZN で配信中の『PLAY TALK』では、バスケットボールのFIBAワールドカップ(W杯)アジア予選での日本代表のスーパープレーを振り返っている。

しかしこの番組、ただ単にスーパープレーを並べているだけではない。比江島慎、富樫勇樹、馬場雄大の3選手が、タイトルにもある通り、自分の“PLAY”について“TALK”しているのだ。

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馬場は、代名詞でもあるダンクシュートについて解説した。取り上げられた3本のダンクについて楽しそうに話す馬場。中でも一番テンション高く解説したのが、Window 5のカザフスタン戦の第3クォーターで決めたダンクだ。

FIBAのオフィシャルYouTubeチャンネルの『 Top 25 Best Dunks - Window 5 - FIBA Basketball World Cup 2019 Qualifiers 』でも1位に選ばれているこのダンク。篠山竜青から右サイドでボールを受けた馬場がスピードに乗ってリング下へ切り込み、相手ブロックの上から強引にぶち込んだ驚愕のダンクだ。

映像を観るなり、馬場は「これは俺、好きなプレーだなぁ」と自画自賛し、楽しそうに解説を始めた。

自らのダンクシュートについて楽しそうに解説する馬場雄大

「僕が走ってドリブルを突いた時点で、(相手が)あ、ヤバい、と思って遅れて(ブロックに)来たのに対して、僕はそれを待つんじゃなくて、もう跳んでしまえっていう考えで」。

また、馬場はボールを叩き入れる瞬間の手の動きに着目。

「これ、一回ボールが(手から)離れてるんですよね。一回離れてから、“オラァッ”って。投げてるんですよね(笑)」。

確かに映像を観ると、馬場は飛び上がった後に一度手から離れたボールを、叩くようにしてリング中央目掛けて投げ込んでいる。

ダンクシュートをする際は普通、リングに到達するまでボールは離さない。リングから遠い位置からボールを投げ込むというのは、十分な高さがないとできない、文字通り“離れ業”だ。

一瞬の隙をついてダンクに走る状況判断能力の高さと思い切りの良さ、困難な位置からでもリングにボールを叩き込める身体能力の高さが、このスーパープレーを可能にしたのだ。

「過去1(カコイチ)のダンクと言っても良いんじゃないかなと思います」と振り返る馬場雄大の一押しダンクを本人の解説付きで観れば、その凄さに改めて驚かされるだろう。

 

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※記事はIOC公式サイト『 Olympic Channel 』提供

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