10月のとある火曜日、NBA公式ツイッターに10年近くも前に話題になった動画がアップされ、物議を醸した。
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どういうわけか、NBA公式ツイッターはかつてマット・バーンズの挑発をものともしなかったコービー・ブライアントの動画を議題に上げたのだ。2010年3月7日、オーランド・マジック対ロサンゼルス・レイカーズの試合で、バーンズがパスをブライアントの頭に当てる素振りをしたが、“ブラック・マンバ(コービー・ブライアントの愛称)”は1ミリたりとも動かなかった。
これぞ、コービーがコービーらしい象徴的な動きを見せた瞬間……当時は誰もがそう思った。
NBA公式テレビ番組のトレイ・カービーのツイートが議論をさらに激化させた。
Don’t watch the overhead angle of the Kobe-Barnes no flinch unless you want it to be totally ruined.
— Taco Trey Kerby (@treykerby) 2018年10月2日
コービー対バーンズの一件を台無しにしたくなければ上からの映像を見ちゃダメ。
同じ場面を上から捉えたカメラアングルだとどう見えるのか。
左右に身体を揺らすブライアント。そしてバーンズがパスを出そうと腕を伸ばしたとき、ちょうどブライアントの身体がバスケット側に傾いた。横からのカメラアングルと違って、コービーの頭はボールの軌道上にはなかったのだ。
調査員たちによって動画は1コマごとに分割して検証された。ネット上の掲示板に投稿されたコメントはブライアント本人にも届き、彼は自分の立場を明らかにした。
Just talked to Kobe a couple minutes ago about this. He hadn't heard about it yet. He wasn't worried. At all. "You gotta remember I was swaying. He did it and I didn't balk." https://t.co/8nR2wHNIX4
— Chris Martin Palmer (@ChrisPalmerNBA) 2018年10月2日
数分前にコービーとこの件について話した。彼はこの件がまだ話題になっていることを知らなかったって。心配もしてなかった。まったくね。「身体はたしかに揺らしていたよ。彼はああやったけど、俺はたじろがなかった」。
ブライアントは少し左側に傾いていたとはいえ、本人にもボールが頭に向かってくるように見えていたはずだ。それなら、少しでも動いてしまいそうなものだ。
NBA公式ツイッターはいつも退屈しない。
原文:Kobe Bryant responds to debate over famous Matt Barnes non-flinch play
翻訳:Kaito Kato
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