「日本にバスケを広めるために、その一助となりたいと思ってバスケを始めました」
バスケットボール日本代表で田中大貴や比江島慎らとともに攻撃の中枢を担う馬場雄大は、小学校1年生のときからそんな想いを抱いていたと話す。
「なんでサッカーとか野球が人気で、バスケは人気がないのかなと思っていて。そのときは漠然とした想いがあっただけですけど、成長するにつれて、はっきりと芽生えてきました」
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プロリーグのB.LEAGUEが3年目に突入し、バスケットボールへの世間の関心は日増しに高まっている。
昨年、渡邊雄太が田臥勇太以来となる日本人史上2人目のNBAデビューを果たし、今年は八村塁が日本人として初めてNBAドラフトで指名される可能性が高い。
日本が2019年FIBAワールドカップ(W杯)の本戦に出場し、翌年の東京五輪出場も決められれば、日本バスケ界はさらなる盛り上がりを見せるはずだ。
「小さい頃からの夢でもあるし、結果を、という意味では、この2019年は大切になってくると思います」と馬場は話す。「結果」というのは、W杯と東京五輪出場への切符獲得を意味する。
W杯アジア2次予選最終ラウンドのWindow 6で、日本は2月21日にイランと、24日にカタールと対戦する。グループFで現在3位の日本は、この2連戦の後に3位以内をキープできていれば本戦に出場できる。さらに同大会の結果次第で東京五輪の開催国枠が獲得できるかどうかが決まるとみられている。
「日本のバスケに携わっている人がみんな全力で動いてくれている。選手たちは結果という形で後押しできたらなと思います」
23歳のスモールフォワードは、頼もしい口調でそう話す。
念願のW杯初出場まで、あと一歩の日本代表。さらにその先に待つ母国での五輪出場を果たせば、馬場が幼い頃から抱き続けている夢の実現にも、大きく近づけるはずだ。
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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供
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