【全仏オープン】錦織圭、世界8位のティームに敗れ、2年連続のベスト8入りはならず

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全仏オープン4回戦で、第19シードの錦織圭(ATPランキング21位)は、第7シードのドミニク・ティーム(8位、オーストリア)に、2-6、0-6、7-5、4-6で敗れ、残念ながら2年連続のベスト8進出はならなかった。

「最初の2セットはアメイジングだった」とティームが振り返ったように、完璧といっていいほどのプレーを披露した。錦織は、ティームがスピン系のサーブを多用してくると予想していたが、ティームはフラット系で時速210kmを超えるサーブを確率よく打ってゲームを支配した。驚くべきことに、ティームのファーストサーブでのポイント獲得率は、第1セットも第2セットも100%だった。

2セットアップしてティームがひと息ついた形になる一方で、「もう少しじっくりプレーするように心掛けた」と錦織はなるべくミスを減らそうとして、ベースライン後方から我慢強くラリーを続けた。そして、第3セット第12ゲームで錦織は30-40とし、初めてつかんだブレークポイントがセットポイントになり、このワンチャンスを活かして第3セットをもぎ取った。

だが、錦織の反撃はここまでで、第4セットはティームが、トップスピンのかかった深いフォアハンドストロークで再びゲームを支配し、錦織からの初勝利を手にすると同時に、3年連続のベスト8入りを決めた。

結局、ティームは、フォアハンドストロークのウィナー17本を含む41本のウィナーを決める一方、錦織はブレークポイントを1回しか奪えず、フォアハンドストロークのウィナー6本だけで合計でも21本のウィナーにとどまった。

2年連続のベスト8進出はならなかった錦織は、次のように試合を振り返った。

「負けた選手が、そんなに下の選手ではないですし、(ティームは)ここ(全仏)を取れる数少ない選手なので、そんなに落胆はしていないです。けど、もうちょっと行きたかった思いはあります。クレーシーズンを見ると、順調に来ていると思いますし、そんなに自信が無くなるというわけではないです」

これで錦織のクレーシーズンは終了し、ウインブルドンまで続くグラスシーズンに臨む。

「もうクレーも終わり、次は芝なので、気持ちも切り替えて、テニスも変えていかないといけない。次の調整をしたいと思います」

次戦は、6月18日に開幕するATPハレ大会(ドイツ)の予定で、錦織のトップ10復帰を目指す戦いは続いていく。

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