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2018年、4大大会第2戦・全仏オープン(ローランギャロス)3回戦で、第21シードの大坂なおみ(WTAランキング20位)は、マジソン・キーズ(同13位、アメリカ)に、1-6、6-7(7)で敗れて、パリでの初のベスト16入りはならなかった。
「クレーでの動きは、私にとっては快適なものではないけど、(試合の出だしが悪かった)正確な理由は分からない」(大坂なおみ)
このように振り返った大坂は、スタートダッシュに失敗してサービスを2回ブレークされて、わずか28分で第1セットを奪われた。
第2セットも、大坂が第3ゲームを先にブレークされるが、第6セットでキーズのミスが続いてブレークバックしてからは粘りをみせた。
大坂は、サービスエースやストロークウィナーにこだわり過ぎずに根気よくプレーをする姿勢を見せていたが、3回戦ではキーズに先手を打たれて劣勢になる場面が多かった。
特に、大坂のセカンドサーブでは、キーズにリターンを強打されて、キーズに主導権を握られた。
結局、第2セットはお互い2ブレークでタイブレークに突入し、大坂がセットポイントを2回握る場面があったものの、共に大坂のミスでチャンスを失うと、最後は大坂がダブルフォールトをして力尽きた。
キーズは、フォアハンドストロークの14本のウィナーを含む合計30本のウィナーを決めた一方で、大坂のウィナーはたった4本に留まり、最後まで大坂らしい攻撃的なテニスは影を潜めた。
負けた大坂は、それほど落胆した表情を見せず、6月からウインブルドンまで続くグラス(天然芝)シーズンに照準を定めた。大坂は、グラスでプレーすることを心待ちにしている。
「グラスでプレーする機会は本当に少ないけど、楽しみです。それに私のゲームスタイルは、グラスに合っていると思います。昨年はウインブルドンでいいプレーができましたし、自分がどんなプレーをできるのか楽しみです」
初めてグランドスラムでシードが付いた今回のローランギャロスで、大坂はシードを守って3回戦に進出した。彼女が得意とするサーフェスではなく、上位シードのキーズに負けたのだから、決して下を向くような結果ではない
「なおみは、明らかに少しずつ上達してきていて、よりスマートな判断ができるようになっている」とキーズが認めたように、ショットのクオリティーも、試合中の自分を鼓舞するポジティブな試合姿勢も、大坂の成長を物語っていた今年の全仏オープンだった。【DAZN関連記事】
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