世界ランク5位のジャスティン・ローズ、マスターズに向け「最高の仕上がり」

Peter Thompson

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ジャスティン・ローズは、マスターズを前に、これまでになく最高の仕上がりだが、今年初めてのメジャー大会で、グリーンジャケットを手にする期待は薄いと述べた。

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世界ランク5位のローズは、昨年、優勝にあと一歩まで迫ったが、プレーオフの末、セルヒオ・ガルシアに敗れた。

ローズは、2015年のマスターズも2位で終えているが、彼が自身唯一のメジャータイトルを全米オープンで手にしてから、5年の月日が流れた。 

五輪金メダリストのローズは、先月のアーノルド・パーマー招待を3位で終えてから、いくつかの練習ラウンドを重ね、ガルシアの到着よりも前にオーガスタへ乗り込み、1年前の記録を思い起こしていた。 

ローズは、今シーズンこれまで、1度の優勝と4度のトップ10フィニッシュを記録しており、マスターズに絶好調で臨めると感じている。 

優勝候補に挙げられていることをどう思うかと尋ねると、ローズはこう述べた。「2つの思いが混在してる。1つ目は、このコースは去年とは全く別物で、草の葉1枚だって、去年と同じ物はない。これは、自分の経験から分析した」。 

「かなりの自信を持ってマスターズに臨むが、この大会で起こる様々な予期せぬことをコントロールすることはできないから、優勝に対して過度な期待はしていない。でも、全てがうまくいけば、僕のスキルで優勝するチャンスをつかめるはずだ」。 

「チャンスをつかむためには、この大会で、一生懸命いいパフォーマンスを発揮しなければならない。言うまでもないけど、いいゲームプランを練って、それを実行に移すことがないよりも大切だ」。 

「他の選手たちや様々な予期できないことを心配するのではなく、これまでにないほど、最高の調子でプレーをする心づもりだ」。 

ローズは、王者に限りなく近づいたこのコースに早く乗り込んだことが、いい結果につながることを望んでいる。 

「人は常に数多くのことを学ぶけど、僕は、昨年プレーオフで負けたことで、じっくりとコースを歩いてみることが大切だと気づいたんだ」彼は付け加えた。「記録を呼び起こして、成功したショットや、うまくいかなかったショットを思い出す。そのために、大会の前には、コースを歩きたいんだよ」。

原文:Masters 2018: Justin Rose says he has never been in better form ahead of Augusta
翻訳:Atsuko Sawada

Peter Thompson