オッズから見えた、全米プロゴルフ選手権2018

BetChicago

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今週の全米プロゴルフ選手権を対象にした「プロップ・ベット」がたくさん展開されている。その中でも特に「BetChicago」で展開されている5つのベットに注目が集まっている。プロップ・ベットとは2 人以上のプレイヤー間でプレーされるゲーム外での賭けのことで、賭けの対象は想像力の許す限り存在する。その注目されている5つのプロップ・ベットを順を追って見ていこうと思う。

※出典が言及されている箇所を除き、この記事に記載されているオッズは「Westgate LV SuperBook」を参照している。

 

2018全米プロゴルフ選手権のプロップ・ベットとオッズ

優勝スコア:合計スコアが267.5以下(13アンダー以下)になる確率 オッズ1.909

「ベルーフ・カントリー・クラブ」が最後に男子プロの大会をホストしたのは2008年の「BMW選手権」の時だ。優勝したカミロ・ビジェガスのスコアは265打(通算15アンダー)だった。コースは以前よりも長く、ラフも深くなっているが、優勝スコアは10アンダー以下になる事が大方の予想だ。最初の3ホールはいきなりバーディーが取れるホールになっている。後半も同様にいくつかバーディーが取りやすいホールが用意されている。

ベルーフCCは2005年にリース・ジョーンズによって再設計された。またジョーンズは「バルタスロール・ゴルフ・クラブ」、「メディーナ・カントリークラブ」、「トーリー・パインズ・ゴルフ・コース」、「ヘイゼルタイン・ナショナル・ゴルフクラブ」などの設計も手がけている。中でも「バルタスロール・ゴルフ・クラブ」は全米プロゴルフ選手権2016をホストしており、その際優勝したジミー・ウォーカーは14アンダーをマークした。

優勝者の国籍:アメリカ人以外が優勝する確率 オッズ2.10

全米プロゴルフ選手権の過去のデータから分析していこう。過去7人の優勝者の内6人が、優勝以前に別の大会でトップ15か、それ以上の成績を既に収めていた。今大会のアメリカ人出場者の内、過去の大会でトップ15にランクインした事があるのは16人だが、アメリカ人以外の出場者は15人となっており、僅差だ。

また、今大会で最小のオッズをマークしているトップ14人のうち8人は非アメリカ人だ。これらのデータも分析に役立つだろう。

ホールインワンが起こる確率 オッズ:1.952

ベルーフCCの平均グリーン面積は、メジャー大会の開催地の中で最大だ。これはスピンを有効に使えるスペースが十分にある事を意味し、結果としてホールインワンが出やすくなる。

3番ホール(148ヤード)や6番ホール(213ヤード)、13番ホールではホールインワンが特に出やすい構造になっている。また16番ホール(237ヤード)には巨大なグリーンが用意されており、バックスピンを使うのに十分なスペースがある。

原文:PGA Championship odds: Five prop bets to consider at Bellerive and why(一部抜粋)
翻訳:TATSUYA SATO

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