アダム・スコット、全米プロゴルフ3位に手応え「来季につながる」

Sacha Pisani

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アダム・スコットは2度目のメジャー制覇を逃してしまったものの、ポジティブな感触を得て、全米プロゴルフ選手権を終えたようだ。

元世界ランキング1位であり、2013年マスターズ王者のスコットは、日曜のベルリーブCCでは優勝したブルックス・ケプカと3打差となる3位フィニッシュとなった。

2013年にメジャー制覇に登りつめたスコットは、セントルイスでその当時を思い出させるプレーでケプカと優勝争いを繰り広げた。10番、12番、13番ホールではバーディーを決め、首位タイにまで順位を上げたものの、オーストラリア出身の彼は優勝に一歩及ばなかった。

「出だしで後れを取ってしまった。だから、ラウンドの序盤はあまりいい気分でプレーできなかった」報道陣に対し、スコットはこう述べた。「ベストショットは打てなかった。けれど奮闘して、バーディーを出すまでに持ち直した」(スコット)

「6番では良いパーパットが打てたし、そのあと7番、8番ホールではバーディーを決められた。それで落ち着くことができた。後半も本当によいプレーができたし、うまくいっていると感じられた」

「けれど、いろいろなことが起こった。タイガー(・ウッズ)も調子を上げていた。リーダーボードには動きがあったし、どのホールにいても、タイガーのプレーを知ることができた。本当に楽しい雰囲気だった。けれど自分のプレーにうれしさを感じていた」

「残念なことに、最後の2ホールがうまく行かなかっただけだ。自分のプレーを悪いと思っていたなら、優勝に近いところまで届くことはなかった。けれど、全体としてポジティブなことも多くあったと思う」

当初考えていたようなプレーができたかと質問されたスコットはこう答えた。「大会のスタート時に今回のスコアを教えてもらっていたら、とても喜んだだろうね」

「今週はとてもいいプレーができた。4ホールで首位に立って優勝を望んだら、合理的な考えを持つのは難しいことだ。そして、何度もメジャーで首位に立ったけれど優勝できなかったようにも感じられるよ」

「メジャーで70、65、65、67のスコアは素晴らしいプレーができたと思っている。確実に自信になるだろう」

スコットのメジャーの記録は全英オープンで17位タイ、マスターズでは32位タイだった。全米オープンでは予選通過を逃している。

「確かに今言えるのは、直近2回のメジャーでは上位争いに食い込んだ。過去2年よりも良い状態だと言いたいね。良いことだよ」彼は述べた。

「確実に良い方向に進んでいる。自分に足りない些細なものを把握するのはあまり難しいことだとは思わない。それどころか、そうすることで、今季の残りの大半でこのレベルのプレーを続けて、自信にあふれて来季を迎えるモチベーションにつながる」(スコット)

原文:PGA Championship 2018: Adam Scott buoyed by Bellerive display
翻訳:Ayako Hayashi

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