東京オリンピック男子バスケットボール:2日目結果まとめ

大西玲央 Reo Onishi

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7月25日、さいたまスーパーアリーナにて東京オリンピック男子バスケットボール競技が開幕した。2日目となった26日はグループフェーズでアルゼンチン対スロベニア(グループC)と日本対スペイン(グループC)が行なわれた。

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グループC:スロベニア 118-100 アルゼンチン

スロベニアのルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス/NBA)が試合開始から3ポイントショットを決め続け、第1クォーターだけで17得点の大活躍でチームを牽引した。第2クォーターに入ってもその手を緩める事はなく、ドンチッチは前半になんと31得点を獲得。

最大30点差をつけたスロベニアは、第4クォーターにアルゼンチンの反撃を許したものの、危なげなく大勝を手にした。スロベニアが16本の3Pショットを決めたのに対して、アルゼンチンは5本成功に終わっている。

初めてのオリンピック戦を大勝で終えたスロベニアは、ドンチッチが48得点、11リバウンド、5アシスト、クレメン・プレペリッチ(バレンシア/スペイン)が22得点、ブラッコ・チャンチャー(デンバー・ナゲッツ/NBA)が12得点、マイク・トービー(バレンシア/スペイン)が11得点、14リバウンドをマーク。

敗れたアルゼンチンはファクンド・カンパッソ(デンバー・ナゲッツ/NBA)が21得点、6リバウンド、ガブリエル・デック(オクラホマシティ・サンダー/NBA)が17得点、8リバウンド、ルカ・ビルドサ(ニューヨーク・ニックス/NBA)が11得点、5アシストを記録した。

ボックススコア

グループC:スペイン 88-77 日本

序盤は互角に戦いを繰り広げていた日本だったが、26-26の同点からスペインの連続19得点を許し、一気に主導権を奪われた。その後試合終盤までに一桁差に戻る反撃を見せた日本だったが、逆転までには至らなかった。

スペインはリッキー・ルビオ(ミネソタ・ティンバーウルブズ/NBA)が20得点、9アシスト、0ターンオーバー、ビクトル・クラベール(バルセロナ/スペイン)が13得点、9リバウンド、マルク・ガソル(ロサンゼルス・レイカーズ/NBA)が12得点をマーク。

敗れた日本は八村塁(ワシントン・ウィザーズ/NBA)が20得点、渡邊雄太(トロント・ラプターズ/NBA)が19得点、8リバウンド、5スティール、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、金丸晃輔(島根スサノオマジック)、ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ)がそれぞれ8得点を記録した。

ボックススコア

大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。