東京オリンピック男子バスケットボール:4日目結果まとめ

大西玲央 Reo Onishi

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7月25日、さいたまスーパーアリーナにて東京オリンピック男子バスケットボール競技が開幕した。男子バスケットボールの4日目となった28日はグループフェーズでドイツ対ナイジェリア(グループB)、アメリカ対イラン(グループA)、イタリア対オーストラリア(グループB)、チェコ対フランス(グループA)が行なわれた。

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グループC:スロベニア 116-81 日本

第4クォーターまで10点台のリードを保っていたスロベニアだったが、同クォーター終盤からエースのルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス/NBA)の活躍を筆頭に、畳みかけるようにリードを広げていき、大勝を手にした。

スロベニアは2連勝で決勝フェーズ進出を決め、日本は2連敗となった。

スロベニアは、ドンチッチが25得点、7リバウンド、7アシスト、ドラギッチが24得点、ブラッコ・チャンチャー(デンバー・ナゲッツ/NBA)が16得点、クレメン・プレペリッチ(#7/バレンシア/スペイン)が12得点をマーク。

日本は、八村がゲーム最多の34得点、7リバウンド、渡邊雄太(トロント・ラプターズ/NBA)が17得点、7リバウンド、比江島慎(#6/宇都宮ブレックス)が10得点を記録した。

ボックススコア

グループC:スペイン 81-71 アルゼンチン

2019年のFIBAバスケットボール・ワールドカップ決勝戦の再戦となったこの試合、序盤はアルゼンチンがリードを奪った。しかしスペインはリッキー・ルビオ(ミネソタ・ティンバーウルブズ/NBA)の活躍をきっかけに反撃を開始し、第2クォーターを20-9と圧倒。

そこで主導権を奪ったスペインが、その後リードを奪われることなく勝ち切った。スペインは2連勝でグループ2位以上が確定、アルゼンチンは2連敗となり最終戦で日本と3位争いを繰り広げる。

勝利したスペインはルビオが26得点、5リバウンド、4アシスト、セルヒオ・リュル(レアル・マドリード/スペイン)が10得点、パウ・ガソル(バルセロナ/スペイン)が9得点、8リバウンド、ビクトル・クラベール(バルセロナ/スペイン)が9得点をマーク。

一方のアルゼンチンはニコラス・ラプロビットラ(バルセロナ/スペイン)が27得点、ルイス・スコラ(ヴァレーゼ/イタリア)が13得点、ファクンド・カンパッソが10得点(デンバー・ナゲッツ/NBA)を記録した。

ボックススコア

大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。