7月23日、東京オリンピック聖火リレーの聖火到着式が日、東京・西新宿の都庁前・都民広場で行われ、歌舞伎俳優の中村勘九郎さんが都内聖火リレーの最終走者として聖火皿に点火した。
3月25日の福島県双葉郡楢葉町・Jヴィレッジでのグランドスタートから、121日間で約1万人のランナーがつむいだ聖火が、五輪・パラリンピック開催地である東京に到着した。新型コロナウイルス感染拡大の影響から、5月以降は多くの地域で公道でのリレーを取りやめ、限定されたコースでのリレーとトーチキス、もしくはセレモニー会場でのトーチキスのみで実施された。
グランドスタートから今日までの121日間、47都道府県 1万人の #聖火ランナー の皆さんで繋いだ聖火が、最終ランナー #中村勘九郎 さんの手で聖火皿に点火されました🔥🥂🔥
— 東京2020聖火リレー【公式】 (@tokyo2020seika) July 23, 2021
聖火は開会式に向けて
🎉オリンピックスタジアムに向かいます🎉#みんなの聖火リレー #聖火リレー #Tokyo2020 pic.twitter.com/KuFRmfb4U7
都内でも一部の島しょ部以外は公道でのリレーは中止となり、最終区の新宿で予定されていた40人のランナーが都民広場でトーチキスを行い、最終走者の中村さんにつないだ。中村さんは、2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公の一人で、日本人初の五輪マラソン選手・金栗四三役を務めたことから、劇中のように足袋を履いて広場を走り、ステージ上の聖火皿に聖火を点灯した。
到着式に参加した小池百合子都知事は、「ついにこの瞬間を迎えることができました。全国と都内全区市町村のみなさんの力によるものと感謝しています」と述べた。
都庁前に到着した聖火は、開会式(20時開始)が行われる国立競技場の聖火台に点火される。
▶スポーツ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう