7月29日の東京オリンピック第6日目は、ラケット系競技で敗退ニュースが続いた。錦織圭がノバク・ジョコビッチに敗れ準々決勝で敗退。バドミントンでは女子ダブルス優勝候補の福島由紀/広田彩花組と永原和可那/松本麻佑組がそれぞれ準々決勝で敗れた。
ジョコビッチが錦織に圧勝
男子シングルスの錦織圭は、第1位シードで世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と準々決勝で対戦。死角のないジョコビッチに2-6、0-6で完敗し、2大会連続の準決勝進出を逃した。ジョコビッチは、4大大会制覇と五輪金メダルを獲得する、男子初の「年間ゴールデンスラム」にまた一歩近づいた。
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錦織 圭選手 準々決勝敗退
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もうひとりの男子シングルス優勝候補だった第2シードのダニール・メドベージェフは、パブロ・カレーニョブスタ(スペイン)に敗れた。ジョコビッチは準決勝で、世界5位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。
バドミントンは連日の波乱
世界ランキング1位の"フクヒロ"福島由紀/広田彩花組と、世界選手権連覇の"ナガマツ"永原和可那/松本麻佑組がそれぞれ準々決勝で敗れた。
フクヒロは、五輪直前に広田が右膝前十字靱帯を痛め、ハンデを背負った形で五輪に出場も、準々決勝でライバルの中国ペア、陳清晨/賈一凡に敗れた。試合後、広田は痛みがあったことを認めながら「最後の最後まで諦めずにやろうとは思っていたので。痛みは忘れていました」と話した。中国ペアがフクヒロを労いに来てくれたことに福島は「コートを離れたらすごくいい仲間」と称えた。
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準々決勝 試合終了🇯🇵
福島 由紀選手 広田 彩花選手ペア
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ナガマツは準々決勝で韓国ペアのキム・ソヨン/コン・ヒヨンとアグレッシブな攻防戦を演じるも、最終ゲームで競り負け、準決勝を逃した。永原は試合後、相手の勢いに押し込まれたところを狙われたと分析した。
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準々決勝 試合終了🇯🇵
永原 和可那選手 松本 麻佑選手ペア
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前日の男子シングルスの桃田賢斗に続き、優勝候補と目された女子両ペアが敗退。さらにこの日は、男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士、遠藤大由/渡辺勇大も敗退した。日本バドミントンのメダル獲得チャンスは、女子シングルスの奥原希望と山口茜、3位決定戦に回った混合ダブルスの渡辺/東野有紗ペアに託されることになった。
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