東京オリンピック第16日目、この日の夜は金メダルラッシュとなった。レスリング男子フリースタイル65キロ級の乙黒拓斗、女子50キロ級の須崎優衣がダブルで金メダル、さらに野球の侍ジャパンが米国を破って悲願の金メダルを獲得した。その他、8月7日後半のハイライトを紹介する。
レスリングでW金メダル! 侍ジャパンも37年ぶり悲願の金!
【ハイライト動画】#レスリング 男子フリースタイル65キロ級 決勝
— NHKスポーツ (@nhk_sports) August 7, 2021
攻めと巧みな返し技でつかんだ金メダル
果敢に攻め続けた #乙黒拓斗 選手✨
残り20秒たらず
対戦相手のハジ・アリエフ選手が攻めてきたところを巧みに返し
ポイントを奪い優勝😊
ハイライト動画は 👇 https://t.co/EevsbXE9jg
レスリング男子フリースタイル65キロ級決勝は、乙黒拓斗がアゼルバイジャンのハジ・アリエフと対戦。アリエフは61キロ級で世界選手権を3度制覇し、65キロ級でも欧州選手権優勝やワールドカップで2位などの強豪。第1位ピリオドはそれぞれ2ポイント取って、第2ピリオドへ。乙黒は2度のペナルティを恐れずに攻め続け、5-4で競り勝った。
乙黒は初戦敗退していたフリー74キロ級代表の兄・佳祐の無念を背負い、「兄の借りを返したいと思って頑張った」と話した。日本勢男子においては、グレコローマンを含め、2012年ロンドン五輪フリー66キロ級の米満達弘以来の金メダルとなった。
【ハイライト動画】#レスリング 女子50キロ 決勝
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2014年から外国勢に無敗の須﨑選手
オリンピックで戴冠
開始早々 孫亜楠選手のバックをとって
ポイントを奪うとそのままローリングを続け10点を奪い
テクニカルフォール勝ち✨
ハイライト動画は👇https://t.co/1V9ug6TQMh #Tokyo2020
女子レスリングフリースタイル50キロ級決勝は、須崎優衣が第1ピリオドからバックを取って先制点を取るや、そのまま8点奪い、あっという間に孫亜楠(中国)にテクニカルフォール勝ち。今大会全試合テクニカルフォール勝ちでの金メダル獲得だった。五輪初出場ながら国際大会76連勝で7年間無敗という無類の強さを見せつけた。2018年の左腕の故障でリオデジャネイロ五輪金メダリストの登坂絵莉、入江ゆきとの三つ巴の代表レースに出遅れながらも最終的に切符を掴み、金メダルまでたどり着いた。試合後の須崎は「自分にかかわってくれたすべての人のおかげ。感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の言葉を述べた。
【速報動画】#野球 決勝 日本2-0アメリカ で勝利!#侍ジャパン 悲願の金メダル!#稲葉篤紀 監督の胴上げ
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見逃しはこちらから👉 https://t.co/BXr4yE7JfY#nhk2020#tokyo2020#東京オリンピック#侍ジャパン pic.twitter.com/ENvk7nKdX4
野球決勝は、侍ジャパンにとって今大会2度目となるアメリカとの対決。3回裏、村上宗隆がソロホームランで先制。日本は4回裏にも満塁チャンスを作るが、得点につながらず。アメリカも攻めあぐねるなか、日本は8回裏に吉田正尚の中前打から山田哲人が生還して日本が追加点。9回表、最後は栗林良吏がロペスをセカンドゴロに仕留めてゲームセットに。日本は負けなしの5連勝で悲願の金メダルを獲得した。日本の金メダルは1984年のロサンゼルス五輪以来37年ぶり。
女子1万メートル、新谷が失速…広中が粘りの7位入賞
#陸上競技 女子10000m決勝
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) August 7, 2021
試合終了🇯🇵
廣中 璃梨佳選手 31:00.71で7位入賞👏
新谷 仁美選手 32:23.87で21位
安藤 友香選手 32:40.77で22位#がんばれニッポン#Tokyo2020 #TEAMJAPAN#オリンピック pic.twitter.com/txYUZWXiTG
陸上女子1万メートル決勝は、日本記録保持者の新谷仁美に注目が集まったが、序盤で先頭集団から徐々に後退。広中璃梨佳が入賞を逃した2日の5000メートルの借りを返さんとばかりに先頭集団で粘った。広中は31分00秒71で7位入賞を果たし、新谷はベストよりも2分近く遅い32分23秒87で21位に。安藤は32分40秒77で22位だった。優勝はシファン・ハッサン(オランダ)で29分55秒32。
苦戦続いた空手組手、植草が予選敗退も、荒賀は日本勢初の組手メダリストに
#空手 女子組手61kg超級
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植草 歩選手 予選敗退#がんばれニッポン#Tokyo2020 #TEAMJAPAN#オリンピック pic.twitter.com/OusMyHxLrk
空手女子組手61キロ超級は、植草歩が予選に出場。初戦のシルビア・セメラロ(イタリア)にいきなり黒星。2戦目もアゼルバイジャンのイリーナ・ザレツカに敗れ、2敗目。第3戦で勝利したものの、他選手の勝敗数の関係で敗退が決まった。4戦目で勝って2勝2敗とした植草は、五輪の舞台で空手ができたことが幸せだと話したが、結果については「これが実力だということ」と現実を受けとめた。
五輪前、母校帝京大の師範へのパワハラ告発が認められず、競技と並行して芸能活動に軸足を置く植草自身が逆風にさらされた。「実力と伴ってないんじゃないかな、キャラクターに走っているんじゃないかなと苦しかった」と話すなど、今日に至るまでの苦悩を伺わせた。最後には「素晴らしい空手人生を送ることができた」として関わった人々への感謝を述べた。
【速報!メダル獲得】#空手 男子#組手 75キロ超級#荒賀龍太郎 銅メダル🥉
— NHKスポーツ (@nhk_sports) August 7, 2021
ハイライト動画この後公開!
▶️https://t.co/3STmbAfIjv#tokyo2020#東京五輪#東京オリンピック#オリンピック pic.twitter.com/4goTD6j8hX
また、空手男子組手75キロ超級は、荒賀龍太郎が3連勝で予選を突破して準決勝に進出。準決勝ではタレグ・ハメディ(サウジアラビア)に敗れたものの、3位決定戦がないため銅メダルを獲得した。試合後には、金メダルが良かったと涙したが「メダルなしでは帰れないと思って、畳の上に立ちました」と話した。事実、日本組手勢メダルゼロの危機を回避し、日本人初の空手組手種目のメダリストとなった。
第16日後半・その他の日本勢ピックアップ
#近代五種
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) August 7, 2021
男子レーザーラン 終了
岩元 勝平選手は28位で競技を終える。 #がんばれニッポン#Tokyo2020 #TEAMJAPAN#オリンピック pic.twitter.com/jjrR7m3rCh
近代五種男子:岩元勝平が7日午後からの3種目の馬術で20位。最終種目レーザーランで31位。総合28位となった。
アーティスティックスイミングチーム:日本代表マーメイドジャパンはフリールーティンでも4位となり、総合4位でメダルを逃した。
#アーティスティックスイミング
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) August 7, 2021
チームフリールーティン終了🇯🇵
日本代表 94.9333pt
テクニカルルーティンとの合計得点は188.3106ptで、
4位入賞となりました👏#がんばれニッポン#Tokyo2020 #TEAMJAPAN#オリンピック pic.twitter.com/aMq6fj3jW0
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